アジアンテイストを取り入れて私流の生活を楽しみましょう。


by twister203
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  あっという間に6月も終わりですね。

e0084071_23145913.jpg 今月も沢山の方々に起こした頂いて、ありがとうございました。今月は慌しくて、更新が難しい日もあったのですが、何とか毎日書くことができました。
 来月からも皆様に楽しんで頂けるような内容にしていきたいと思いますので是非遊びにいらして下さいね。





e0084071_12421272.jpg 暑くなってきたので、お体にはお気をつけ下さいませ。 

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by twister203 | 2006-06-30 22:33 | 東アジアン日記
 「China」が磁器を意味することからも、中国にとって磁器が重要な輸出品であったことが分かりますね。

e0084071_2118923.jpg 17世紀頃、中国国内の政情不安等の事情により輸出が困難になりました。それに取って代わってヨーロッパからの需要に応えたのが「伊万里」でした。その多くはヨーロッパ人の好みのデザインで、日本人の侘び・さびとは程遠いような・・・ アンテイークショップなどで「ずいぶん昔に外国に出されたのを、やっと里帰りさせてあげたのよ」とオーナーが仰るのを聞くことがありますが、私は「何故輸出伊万里はかわいそうなの?」と疑問に思ってしまいます。日本の生活にはマッチしない派手なデザイン、かえって里帰りさせられ、輸出伊万里はカルチャーショックに戸惑っているのではないかしら?ヨーロッパの地にあってこそ、その存在は輝くように思うのですが・・・
 

 
e0084071_23465162.jpg 写真のお皿は比較的に新しいものですが、朝顔のツルが描かれていてこれからの季節は楽しめるデザインです。直径約30cmあり、そうめんを入れる時に使ったりしています。日本人にはこのくらいのデザインが馴染み易いですね。






 もっとも海外に拡がった和陶磁器「伊万里焼」、私はその故郷、佐賀県にはまだ行ったことはありません。早いうちに行きたいと思っています。



 栃木県にある「栗田美術館」は伊万里焼の優品を多く所蔵しています。都心を離れて1日のんびり美術品を楽しむにはお薦めの場所です。広い敷地の中にいくつかの建物に分かれて展示されているので、美術公園という感じですね。

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by twister203 | 2006-06-29 21:13 | アジア文化紹介
 磁器が日本で生産可能となったのは約400年前、江戸時代初期です。この時代に多くの陶工が朝鮮半島から来日したことがその要因です。伊万里は現在の佐賀県にあるの港名で、ここから当地産の磁器が出荷されたことから「伊万里焼」と呼ばれるようになったそうです。

e0084071_233817.jpg 以前に知り合いの茶道具屋さんが「伊万里は所詮は雑器、座敷道具の茶道具とは格が違う」と、明らかに軽んじたような口ぶりに納得が行きませんでした。我々素人には分からないプロの見解があるのでしょうけれど。しかし、白州正子さんが著書の中で「茶道具だって民芸(雑器)からの見立て、何を持って上手(座敷道具)、下手(雑器)と分けるのだろうか」という趣旨のことを書かれているのを読んで、同感でした。千利休は普段使いの平凡な雑器にこそ美的価値を見出したのではないでしょうか?茶道具を高級品に奉ってしまうのは利休の志とは異なった方向に行ってしまっているのでは? こんなことを思うのは私だけでしょうか・・・

e0084071_0134696.jpg 写真は直径約60cmの伊万里大皿です。裏には明治年製との記載があります。今では観賞用ですが、大家族の時代には大いに活用されたことでしょうね。鶴の羽が描かれているので、きっとおめでたい席で使われていたのでしょう。

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by twister203 | 2006-06-28 23:59 | アジア文化紹介
 骨董品の中で一番気軽に手に取ることが出来るのは「伊万里」ではないでしょうか。
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 最近は「骨董市」や「アンテイーク・フェアー」が増えているように思いますが、「伊万里」は必ず出品されています。値段も数千円台からあるので、骨董入門者には有難いですね。しかも実用的なものが多いので、飾るだけでなく普段使いの楽しみがあります。
 現代食器にはない面白い柄も多いので、機会があれば是非お気に入りのものをお求めになることをお薦めします。

 写真の蕎麦猪口と小皿は明治以降のものでそんなに古いものではありませんが、ざる蕎麦やお刺身を食べる時に愛用しています。

 今日からは、伊万里についてお話ししたいと思います。

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by twister203 | 2006-06-27 00:17 | アジア文化紹介
 浴衣ならまだしも、真夏にきものなんて!そんな声が聞こえてきそうですね。

e0084071_2245540.jpg 写真の着物は絹ではありませんが、「翠紗」といって昔は夏の外出着の定番だったそうです。帯は「博多帯」です。見た目は涼やかな装いです。 









e0084071_2323859.jpg 白いパラソルでお出かけなんておしゃれですね。















 どこへ行ってもクーラーが効いているので、冷え防止にもなるのではないでしょうか。

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by twister203 | 2006-06-26 22:03 | アジアン工房流コーデイネート
 今晩の世界ウルルン滞在記「韓国宮廷料理」をご覧になりましたか? あらためて手の込んだ宮廷料理に感心しましたが、家で作るのはちょっと難しいそうですね。 

今日は簡単なオリジナルソースのご紹介です。

e0084071_23152258.jpg コチジャンに胡麻、だし汁、酢、ごま油を加えて作ったソースです。冷しゃぶにでも冷奴にでも使うことが出来ます。











 この前「韓国広場」の方と商品についてメール交信していたのですが、「本来コチジャンやキムチは各家庭で作る物で、多くの韓国人は自家製が一番美味しい思っているようですよ。」と仰っていました。そういえば昔の日本でも漬物や味噌は各家庭で作っていましたね。いつも簡単料理ばかりの私は少し反省して、せめてソースぐらいは作って見ようと思いました。



 お酢はいつもなら中国の香酢を使うのですが、先日、母から手製の梅酢を貰ったので使ってみました。昨年末から半年漬けたものです。、



e0084071_23265493.jpg 最近漬けたもので、年末まで半年待ち。チャングムのお母さんの18年漬けの梅酢にはとてもかないませんけれどね。















e0084071_23311629.jpg 本場中国の香酢です。


















 どちらも体によい物なので、その時々で使い分けてみるつもりです。

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by twister203 | 2006-06-25 22:32 | 美容と健康の関連
 一昨日もお話しした通り佐川美術展に行ってきました。

e0084071_045585.jpg 琵琶湖のほとりにあり、常設展では平山郁夫氏の作品をも楽しむことが出来ます。週末のためか、来館者も多かったです。










e0084071_0501039.jpg 今回の特別展ははソウルにある「湖林博物館」の所蔵品で、素晴らしいコレクションの数々でした。

















e0084071_0534457.jpg 贅沢を言えば、優品ばかりで先日お話ししたような少々形はゆがんでいても表情豊かで面白い作品がなかったことが、少し残念でした。海外に出すのだから、大韓民国の名誉をかけて選んだ作品ばかりでしょうから、当然かもしれませんね。今度ソウルに行ったときには是非ここの美術館には立ち寄ってコレクション全体を見たいと思います。











 今回は時間がなくて、佐川美術館だけ行ってすぐに大阪に戻ってくるという慌しい状態でしたが、次回滋賀県に行く時は、少し足を伸ばして豊かな自然を楽しむくらいの余裕は持ちたいですね。

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by twister203 | 2006-06-24 23:37 | アジア文化紹介
 韓国の陶磁器と言えば、「柳宗悦」を思い浮かべる方は多いと思います。日本に李朝陶磁器の素晴らしさを紹介した彼の功績を考えると当然でしょうね。 しかし彼に多大な影響を与えた「浅川伯教・巧兄弟」について知る人は少ないようですね。

e0084071_017269.jpg 日本植民地下の朝鮮で生活し、この地の文化を日本に紹介した兄弟です。特に弟の巧は心から朝鮮文化・人々を愛した人でした。常にバチ・チョゴリを身に着け、ネーテイブ並みの朝鮮語を話し、当地で40歳の短い生涯を終えました。
 ここ最近の韓流ブームの影響で、韓国人と結婚する日本人、韓国に暮らす日本人は増えました。しかし浅川巧が生きた時代は、ほとんどの日本人がこの地の人々を蔑み、迫害した時代です。そんな時代に朝鮮工芸の価値を認め、現地の生活に入り込んだ彼は、素直で何にも囚われない寛容な心の持ち主だったのではないでしょうか。



 このような先人の存在が真の国際交流を生み出すのでしょうね。




e0084071_039250.jpg 私自身、彼について多くは知りません。今後、もっと詳しく彼について研究してみたいと思います。又、機会あれば、浅川巧についてお話しいたしますね。

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by twister203 | 2006-06-23 00:02 | アジア文化紹介
 韓国人にとっての白は「陽光の色」、「生命力の色」であるというのが、今では通説になっています。

e0084071_2372668.jpg 初めて韓国に行った時に陽気でパワフルな人たちに接して、実感しました「喪に服しながら生活するような人たちではない!」と。韓国人の白は太陽への飛翔の色、エネルギーの象徴なのです。韓国白磁が表情豊かなのはそんなところに原因があるのかもしれませんね。
 何色にでも染まる白には無限の可能性があります。多くの悲しい歴史を背負いながら、いつかは幸福な時が来ることを信じている、「白色」はそんな韓国人の祈りの色、「白磁」はそれが具象化したもの、 そのように思うのは私だけでしょうか・・・・


 白磁より「白色」の事がメインになってしまいましたが、韓国人の白に対する価値観を理解すればより韓国白磁の素晴らしさが分かるのではないかと思い、このような視点で書いてみました。


P.S.
1-人にはさんざん紹介しておきながら、実は私自身はまだ行っていないのです。
「韓国ソウル・湖林博物館所蔵 李朝陶磁の名品-白磁と粉青沙器-」展  
かなり良いコレクションが来ているようです。6月25日(日)までなので、私もこの3日の間に何とか時間を作って行かなくちゃ! 後日、Blogにも載せますね。


e0084071_0212527.jpg2-現代物なので気軽に使っています(高さ5.5cm)。今回は柚子茶ゼリーを作ってみました。
白とオレンジの配色が爽やかです。




柚子茶購入先 : 韓国広場

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by twister203 | 2006-06-22 01:31 | アジア文化紹介
 装飾がほとんどなく、簡素な白磁。今流行の「ゴージャス」などとは無縁ですが、とても表情豊かな作品が多いと思います。

白磁壷 銘「風花」 武相荘コレクションe0084071_23143513.jpg 
 私が一番印象に残っている白磁です。見たのはだいぶん前ですが、その時の感触は今でも忘れられません。この壷の前に立ったときに一瞬、チマ・チョゴリを着た若い女性の姿が頭の中をよぎりました。春の木漏れ日の中を天真爛漫としていたように記憶しています。写真では分かり難いのですが、この壷(高さ30cm)は横にくねっています。中国陶磁器の価値観で見ると、このゆがみは不良かもしれません。しかし初々しくて、ほんのりと色気を醸しだした乙女を思わせます。




 

白磁壷 大阪市立東洋陶磁美術館コレクション
e0084071_23495832.jpg 
 白磁壷の代表的な作品です。志賀直哉氏が東大寺官長に贈ったことで有名で、「志賀さんの壷」とも呼ばれています。どっしりとして貫禄ある壷で(高さ45cm)、こちらはバチ・チョゴリを着た両班(李朝時代の貴族)の家長を思わせます。











 白州正子さんは自身の著書の中で「風花」のことを「前期の壷(志賀さんの壷)には及びもつかないが・・・」と述べておられます。上流の紳士と若い娘では、格が違うのは当然です。しかし私はこの愛らしい乙女の壷(勝手にそう呼んでいます)に心惹かれます。今一度お目にかかりたいですね。

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by twister203 | 2006-06-21 21:30 | アジア文化紹介