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by twister203
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高麗青磁のお話ー3  制作の工程

 この写真が何か分かりますか? 先月利川に行った時に金福漢氏の工房で展示されていた青磁の制作工程です(右側から順に)。
 
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 素地を軽く焼いて、柔らかいうちに模様を掘り込みます。この模様に白土や赤土の埋め込みを行う「象嵌」は高麗青磁だけの技法です。釉薬を塗って再度焼きます。何度か焼いて最後に内側の素地が縮まり、外側の釉薬の割れ目は「貫入」と呼ばれて、陶磁器の光沢をいっそう引き立てます。 まさに「翡色」ですね。 

e0084071_236074.jpg 象嵌を施している金福漢氏のご子息です。轆轤を回して壷の形を作って行く工程も見せて頂きましたが、見事なものでした。












e0084071_2316428.jpg この窯で日数を掛けて焼かれますが、不良品は容赦なく割って捨てられるようで、回りには破片が沢山散らばっていました。 
 









 美しい青磁が焼き上がるまでには熟練の技と気の遠くなるようなプロセスを要することを考えると、少々高いことも納得ですね。



 

 
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by twister203 | 2006-12-15 21:54 | アジア文化紹介